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シロアリ対策をする前に生態を知るべし!沖縄の不動産屋が解説するシロアリ対策

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今日もめんそーれ!那覇市を拠点に活動する土地買取王アイエーの鮎太郎です!

2021年も残すところあとわずかとなり今年も流行語大賞が公開され始めました。AMFでは11月29日に女子中高生間での流行語を公開したようで、その中でも3位には「骨格診断」なるワードがランクインしていました。

骨格診断はプロのアドバイスのもとで自身のファッションに活かしていくという趣向であり、それぞれ骨格のタイプに適した着こなしや、どの骨格タイプでも合うファッションなど様々なバリエーションがあるようです。

学生にして骨格に興味を持つとはなかなか面白い流行となっていますね笑

さて、本日のコラムは家屋の骨格である柱や床下などを食い荒らす「シロアリ」をテーマに、対策などをご紹介していこうと思います。

それでは本編に参りましょう!

目次
  1. 1. シロアリの種類
  2.  1-2. シロアリの活動時期
  3. 2. 侵入経路とシロアリの好む環境
  4. 3. 外来種のシロアリの侵入経路
  5. 4. 殺虫剤の直接散布はNG!
  6. 5. シロアリがいた時の対策
  7. 6. シロアリを寄せ付けないための対策

シロアリの種類

シロアリにも様々な種類があるようで、そのうち日本に存在する種類は約20種ほどです。さらにその中のヤマトシロアリイエシロアリという2種が主に家屋のシロアリ被害を引き起こしています。これらの2種は温暖湿潤の環境を好むため水回りのある床下や、地面と直接接している玄関などに巣を作りやすいです。

さらに外来種としてはダイコクシロアリアメリカカンザイシロアリという外来種が主に被害を出しており、これらは在来種と異なり乾燥した木材を好むという傾向があります。さらにコンクリートが素材であっても破損させてしまいますので、コンクリート製の建物であっても油断なりませんね。

シロアリの活動時期

実はあまりよく知られていませんがシロアリは年中通して活動を行っています。中でも4月から7月頃は羽ありが活動する時期ですので、窓の外から侵入したシロアリなどを目にする機会があるかもしれません。

羽ありを見かける機会が多ければ既に家屋内に巣が作られている可能性が考えられますが、1,2匹程度であれば外から侵入してきた可能性が考えられます。新たに家の中に侵入されないように対策を講じるとともに、建物そのものにダメージが入っていないか内外からチェックした方が良いかもしれません。

(画像は木材に群がる羽アリ)

侵入経路とシロアリの好む環境

シロアリが家屋へ浸入する経路とシロアリが好む棲息環境には密接な関係があります。

ヤマトシロアリやイエシロアリなどはもともと土の中で生活する種類であり、湿潤な森の倒木を食べながら生活をしているようです。現在日本の家屋に住み着いているシロアリも土を伝って家屋に浸入し、餌を得る目的で家屋を害しているという風に見ることが出来ます。

シロアリは暖かく多湿であり、風の影響もなく暗いような場所を好み、なおかつ天敵である蟻(アリ)などがいない場所で活動しようとするため、その結果として家屋の床下などに潜り込むことがあるようです。シロアリにも羽アリがいることから、壁を伝って屋根裏などに巣を作るものだと私は考えていたのですが、むしろ床下が彼らのホームグラウンドであるようです!

建物内部にシロアリ被害が確認できなかったとしても、庭先にシロアリが巣くっている樹木があったり、朽ちた縁側が家屋に備わっている場合などは、今後そこから地中を伝って床下に到達する可能性があるために注意が必要です

 

外来種のシロアリの侵入経路

温暖な気候でありなおかつ湿潤である沖縄はシロアリにとってとても好ましい環境であるといえます。そのうえ、沖縄の家屋はコンクリート造りの建物が主流であるため、一見シロアリ被害とは無縁のように思えるかもしれませんが、なんと沖縄ではコンクリート電気ケーブルまで破損させる乾燥に強いダイコクシロアリアメリカカンザイシロアリといった種が猛威を振るっているようです。

これらの種は日本の在来種ではありませんが、人が輸出入している家具梱包などと一緒に日本に入ってくるものだと考えられており、本州のシロアリとは違って乾燥した環境を好みます。冬場になるとシロアリは活動を鈍らせる傾向にあるようですが、沖縄では冬場においても活動が鈍る6度を下回ることがないために年中通してシロアリが活動できてしまうようです。

殺虫剤の直接散布はNG!

シロアリを見かけてしまった時にはあまりのムシムシさに殺虫剤を散布したくなるかもしれませんが、それは悪手です!

殺虫剤には忌避剤という虫が嫌がる薬品が混ぜられている場合があり、これをシロアリが見え隠れしている表面に散布してしまうと、木材の奥に潜んでいるほかのシロアリたち別のルートに方向転換してしまい、かえって家屋全体にシロアリ被害を広げてしまう可能性があります。

そのため、木材の隙間などでシロアリを見つけた場合には、とりあえずガムテープで出入り口を封鎖し、専門の駆除業者へ依頼したほうがよさそうです。

(梁の部分に現れた蟻土。シロアリが潜んでいるサインかも…)

シロアリがいた時の対策

実際にシロアリがいることが分かっている場合は、早めに駆除業者さんに相談をしたうえで、生活するうえで支障となる部分はしっかり対処しておきましょう。

掃除機で吸い込む

前述してあるようにシロアリ駆除を行うにあたり薬品の散布は悪手である可能性が高いです。単にシロアリ自体の駆除を目的としているのであれば、掃除機で吸い取ってしまうのがオススメです!

掃除機で吸い取るだけであれば表面に出てきているシロアリを処分することが可能で、なおかつ奥に潜んでいるシロアリやコロニー自体を傷つけないため、他の部分への転移を防ぐことが出来そうです。

 

毒餌を用いた駆除

毒餌を用いたシロアリ駆除の特徴は即効性がない代わりに、人が確認しにくい地中や木材の内側などにも効果を発揮して根こそぎ処分できるというところにあります。設置の仕方が適切でない場合、シロアリが餌に気が付いてくれずに全く効果を発揮しないこともあるらしく、運用が難しい駆除方法でもあります。

毒餌タイプのシロアリ駆除剤は多くの種類が販売されていますが、中には人体に有害な物質を含んでいたり、シロアリ以外の虫にも有害な物質を含んでいたりする場合があるために、毒餌選びは慎重に行う必要がありそうです。

うまくいけばシロアリを駆逐できる可能性もありますが、やはりそれなりのリスクも負うことになります。

ガムテープを使った応急処置

やはりシロアリを発見した場合には駆除業者さんにお任せするのが確実だとは思いますが、とは言うものの駆除が完了するまでシロアリたちに好き勝手されるのも我慢なりません。そういう時に活用したいのがガムテープです!

先ずシロアリを屋内で見かけた場合にはガムテープで張り付けてそのまま処分していきましょう。そしてあらかた片付いたら今度は、シロアリの出入り口と思わしき部分をガムテープで封鎖してしまいます。これでとりあえず人が目にする空間にシロアリの侵入は無くなると思いますので、あとは家の外周などを確認し、シロアリを誘因する要素(朽ちた木材や杭など)が無いかを確認しておくと良いかもしれません。

(画像は隙間に潜むシロアリの様子)

シロアリを寄せ付けないための対策

家屋にシロアリの痕跡がないに越したことはありません!

今後もシロアリを寄せ付けないように家屋の環境を確認し、シロアリを寄せ付けないような状態を作ることが大切になってきます。

家の外周に木材や段ボールなどを置かない

シロアリの餌となる木材段ボールなどを家の外周に放置しておくと、地中から餌を求めてシロアリがやってくるかもしれません。それに加えて荷物が軒下の通気口をふさいでしまうと、床下が湿気っぽい環境になってしまう原因にもなりかねないため、荷物は極力おかない方が安全です。

家の外周にあるシロアリの巣を放置しない

家からほど近くにある木や柵などが朽ちてシロアリがコロニーを形成している場合、その後地中を伝って家屋に浸入してくる可能性があるため、放置せずに駆除しておいた方が確実なシロアリ対策となります。その他倒木朽ちた杭段ボールなどシロアリの好物は意外と身近にありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

(画像はシロアリに食われた丸太)

日当たり・風通しを良くする

シロアリは温暖多湿で、暗く風通しの悪い環境を好みます。そのため、庭先が雑草などでうっそうとしていると、シロアリの過ごしやすい環境が出来上がってしまうかもしれません。

出来る限り日当たりを確保し、日陰を作らないように保つことがシロアリ対策となります。

水漏れのチェックをする

小さな水漏れでも家屋の木材部分に触れてしまうと腐食が進行してしまう恐れがあります。そういった湿気を帯びた木材は、シロアリにとってステーキの上にハンバーグを乗せてベーコンを巻いたくらいのごちそうとなってしまいます。

配管などは普段なかなか目にする部分ではありませんが、定期的に水漏れチェックをすることもシロアリ対策となります。

毒餌を利用する

先ほど紹介しましたシロアリの毒餌ですが、中には地中に埋めて設置するタイプの物もあります。もしも家屋の近場にシロアリのコロニーがあるような場合には、地中に毒餌を設置しておくことによって家屋ではなく罠にシロアリを誘導できる可能性があり、家屋に到達する前に駆除することが出来るかもしれません。

(画像は床下に作られた蟻道の様子)

シロアリ被害に気が付いたときは…

いざお家の中でシロアリの痕跡を見かけたときなどはギョッとしてしまいますよね。

しかしシロアリ被害というものはじわじわと進行していくもので、直ちに明日建物が倒壊するような危険ではありません。※シロアリ被害によって1年で建物が倒壊したという話はあるようですが…。

そのため焦らずにまずは本当にシロアリによる被害なのかどうかを確かめ、できれば専門の駆除業者に相談しながら、大切な不動産を守って頂ければと思います。

さて、不動産と言えば当社アイエーは土地買取を得意としております!

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