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【沖縄】中村家住宅から「台風に強い」住宅のひみつを解説!

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更新:2021/07/02 9:17 臨時休業のお知らせを追加しました。

はいたーい!
那覇市にある不動産アイエーのサイト担当のあさりです(^^)

本日から47都道府県のスターバックスで「47JIMOTO フラペチーノ」が販売されますね!それぞれの地域を象徴するもので商品が作られています。気になる沖縄県は

かりーちんすこうバニラキャラメルフラペチーノ」

カリー(嘉例)とは、沖縄方言で幸運や縁起が良いことを意味する大変おめでたい言葉で沖縄では福を招く言葉として「カリー!」と言って乾杯をします(^^)

塩味がちょっとついたちんすこうがザクザクと入っているフラペチーノだそうです!美味しそう・・・Tallサイズ持ち帰り(テイクアウト)税込669円、店内税込682円だそうです♪これは買うしかない・・・

さて、本日は沖縄にある国の重要文化財「中村屋住宅」についてお話ししていきたいと思います!

「中村家住宅」とは?

「中村家住宅」とは沖縄県中頭群北中城町にある歴史的な建造物です。当時の豪農が住んでいたお屋敷で「沖縄の家屋のすべてを兼ね備えた」とも言われています。

 

豪農ってなんだっけ・・・
豪農とは多くの土地を所有し、ある程度の権勢をも備えた、富裕農家のことです。歴史の教科書に出てきたかも・・・

 

沖縄戦の戦禍を免れ、もともとの形のまま残った貴重な家屋であることから、沖縄がアメリカ合衆国から日本に返還(沖縄返還)された当日の1972年(昭和47年)5月15日から国の重要文化財に指定されました。

ちなみに、返還以前の1956年(昭和31年)には琉球政府から重要文化財の指定をされています。

どんな建物?

母屋は18世紀中頃(江戸時代くらい)の建築とされています。

家屋の木材は耐久性が高く、とくに白蟻にたいして抵抗性があるイヌマキやモッコクという高級木材とされています。これらの木材は高級すぎて一般人の使用を禁止されていたといいます。

(どうやって木材を手に入れたんだ~?)

「中村家住宅」豪邸紹介

・ウフヤ(母屋)

生活スペースになります。

一番座(客間)、二番座(仏間)、三番座(居間)と分かれており、北側には裏座があり、寝室、産室として使用されました。
畳間は全て六畳かそれ以下になっております。当時の農民にはその大きさしか許されていなかったといいます。(宴会とかどうしていたんですかね・・・?)

・ヒンプン(顏隠し堀)

屋敷の入り口には門がなく、直接屋敷の中が見えないようにするために石の塀で屋敷を囲ったもので、「目隠しの役割」をしています。

これは中国の「屏風門(ヒンプンメン)」が沖縄化したもので外から入る魔気や邪気を跳ね返す役割があるとか・・・

豆知識

①昔は沖縄ではヒンプンを挟んで男性は右側から出入りし、女性は台所へ直通するためにその左側を使用していたといいます。

②風水的に入り口は南側にあった方が良いと言われているので、中村屋住宅も南側に入り口があります!いい「気」が入ってくるらしい・・・

 

・アシャギ(離れ屋敷)

首里王府のお役人が「地方巡視」に来た際の「宿泊所」として利用していたようです。一部屋当たりが母屋よりも若干広い・・・?

・メーヌヤー(家畜小屋兼能納屋)

一階は畜舎、二階は黒糖製造用の薪置場として利用されていました。牛や山羊が逃げ出さないように工夫がこらされており、柱が簡単に抜けないようになっています。

(繋いである柱ごと壊して逃げられてしまったら困りますよね・・・石と柱を組み合わせてあったようです!)

・フール(豚小屋)

石で囲まれた豚小屋です。人間の排泄物を豚が食料にしていたという証拠でもありますね。

・高倉(籾倉)宅地

米の貯蔵庫です。屋根が「巨大ネズミ返し」のようになっています。

沖縄らしい特徴を兼ね備えている!

「中村屋住宅」では「沖縄らしい住宅の特徴を全て兼ね備えている」と言われていますが、どういう点が「沖縄らしい」なのでしょうか?ポイントになるのは「テーフー対策」です!

石垣囲い

琉球石灰岩(今から数万年以上前にサンゴや貝殻などが堆積してできた多孔質の堆積岩)を用いた石垣が家を囲っています。「琉球石灰岩」は非常に細かい空孔(穴ですね!)が空いているため、風を適度に通します。台風の多い沖縄では塀の崩壊を防ぐためにこのような石材を利用しています。

現在でもサンゴそのものを積んだ塀を見かけることもあります。現代見られる最新型は「花ブロック」ですね。花ブロックは強い日差しを適度にさえぎり、十分な通風を確保することができます。また、外部からの視線も適度にさえぎるため、中村家住宅においての「ヒンプン」の役割も果たせていると言えるでしょう(^^)

防風林

石垣の屋敷囲いの内側には、フクギが植えられています。台風に強い樹木を防風林として植えることによって台風の強風を軽減します。今現在でも受け継がれている特徴ですね。

赤土で造られた瓦

沖縄で取れる赤土などを焼いた丈夫な瓦を使用しています。石灰と藁と砂を混ぜたもので繋ぐことによって、強い風が吹いても飛ばされないようにしてあります。「沖縄といったら赤い屋根」という印象は「台風に負けない家を造る工夫」から生まれているんですね。

長いひさしがついた低い屋根

石垣が高く、屋根が低いおかげで風が屋根を伝って抜けていきます。赤土で屋根が造られているので瓦も飛ぶことなく風の通り道になってくれます。下から見て分かるようにひさしの隙間もしっかりと泥で固められていますね。

まとめ

台風の多い沖縄では住宅に様々な工夫がされてることが分かりました!18世紀に造られた「中村家住宅」でも使われていた技法も多く、昔から現代まで受け継がれてきた「住宅の歴史」を感じることが出来ます。そんな「中村家住宅」の詳細は下記をご覧ください!

「中村家住宅」施設情報

臨時休業のお知らせ
沖縄県では、5月23日~6月20日まで、緊急事態宣言が発令されました。感染拡大防止に取り組むため、当館も解除までお休みさせて頂きます。また、解除後も当施設は、新型コロナウィルスが収束するまでの当面の間、営業内容を変更しての営業となります。

営業日:土曜日・日曜日
営業時間:10:00 - 15:00

【引用:国指定重要文化財中村家住宅HP

住所

〒901-2314 沖縄県中頭郡北中城村字大城106

電話番号

TEL/FAX 098-935-3500

営業時間 

午前9時〜午後5時30分

定休日

火曜日
※4月29日~5月5日及び12月29日~1月4日は火曜日でも営業しております。

料金

 個人団体障害者
大人500円450円400円
中学生・高校生300円270円240円
小学生200円180円160円
小学生未満無料無料無料
 

※団体は20名様から適用(通常料金の10%引き)
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方は、手帳を提示していただくと20%割引となります。

アクセス

国道58号線経由

那覇市内より 約35分
名護市内より 約1時間

沖縄自動車道

那覇ICより 約15分
名護・許田ICより 約40分

Google map

 
写真引用:沖縄写真素材

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