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沖縄の陸にいる危険生物・有毒生物について解説!【対策・画像など記載】

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更新日:2021/4/28:画像の追加、タイトルの微修正、ヒル、ハチなどの情報を追加しました。

めんそーれ!土地買取アイエーの鮎太郎です。

本日のトレンドにはローラ」というワードがランクインしていました。というのも、本日R3.4/27に放送された徹子の部屋では、人気芸能人であるローラが貧しかった幼少期について話を展開したようです。なんでも幼い頃はバングラディッシュ人である父とバングラデシュで暮らしていたとのことで、ジャングルで生活しながら池をお風呂代わりにするような生活を送っていたのだとか!

私は仕事の都合上見れていませんが、個人的にとても気になる内容ですね…!

さて、ジャングルとは少し違いますが、本日は”やんばる”をはじめに広大なマングローブを有する沖縄県でみられる陸生の危険生物について解説していきます!

万が一怪我をしてしまった際には、その種類ごとの対処法も併せて記載しておりますので、沖縄の街を散歩する前に是非ご覧になっていただければと思います。

それではさっそく本題へまいりましょう!

(画像は沖縄県北部、やんばるの様子)

沖縄に住む陸の危険生物

前回は沖縄の海でみられる危険生物についてコラムを書きましたが、沖縄の海は本州の海とはまた様相が違った危険生物が暮らしており、その危険性から多くの情報がネットに溢れています。その一方で陸生の危険生物についてはまとめて書かれているコラムが比較的少ないような印象がありました。

そこで今回はざっくりと沖縄でみられる有毒生物などをまとめ、万が一の時の対処法なども併せて記載していきたいと思います。

ご紹介いたします危険生物に関しましては、沖縄県や県内の自治体から注意喚起されている種や、環境省などから注意喚起されている種もいますので、どうぞ個性ある生物たちを楽しみながら読み進めていただければと思います。

 

関連コラム:【観光する前に】沖縄の海に潜む危険生物について解説!

毒蛇:ハブ

暖かい地域に分布する日本固有種の蛇です。毒蛇であることで有名であり、咬まれてしまった場合には嘔吐・腹痛・下痢・血圧低下、意識障害といった症状が出るほか、咬まれた箇所が組織融解または壊死してしまう恐れがあり、場合によってはアナフィラキシーショックにより死に至ることもあります。

沖縄本島や周辺の島嶼部では民家やサトウキビ畑で目撃されることも多く、大変気性が荒いためヒトに危害を加えることも多いです。

その一方で、森林などにむやみに立ち入ってしまうとハブに襲われる危険が周知されているため、豊かな自然が人に荒らされにくくなっているという実情もあります!

刺されてしまったら!

  • ハブかどうかを見分ける (咬み傷が2か所あり、5分程度で腫れてひどく痛む)
  • 周囲の人に助けを求め病院へ向かう (車が手配できない場合にはゆっくり歩いて向かう)
  • 血流を緩やかにするために、咬み傷より心臓に近い部位を緩く縛る

沖縄県が発行しているハンドブックによりますと、上記のような応急処置が記されています。ハブの毒は血清が開発されているため、咬まれてから数時間立った後でも医療機関へ向かい血清療法を行ってもらいましょう。

参考:沖縄県公式ハンドブック

ヒメハブ

奄美群島や沖縄諸島に分布する毒蛇です。ヒメハブの持つ毒はハブに比べれば弱く、毒による死亡例は確認されてはいないものの、めまいや吐き気などの症状が出てしまいます。しかし、そもそも「ニーブヤァー」と呼ばれるほど動きが鈍く、ヒメハブに攻撃される事例が少ないため、医療機関にも血清は用意されていないようです。それでも咬まれた場合には病院で診てもらいましょう。

アカマタ

沖縄や奄美群島に分布する沖縄県ではメジャーな蛇です。体長は80センチ~200センチ程度とかなり大きく、性格もかなり攻撃的なため同じ蛇仲間であるハブを捕食したり、ヒトにも危害を加えることがあります。

独特な体の模様とは裏腹に毒はありませんが、咬まれてしまった場合は一応病院を受診しましょう。

(画像引用:沖縄県公式サイト)

毛虫:タイワンキドクガの幼虫

タイワンキドクガは沖縄本島などで時折大量発生しており、目に見えないほど小さな毒針によって皮膚炎などを引き起こす原因となっています。毒針は脱皮した抜け殻や繭、成虫にも備わっており、風に飛ばされた毒針が服に付着することによってヒトに被害が出た例もあります。

刺されてしまったら!

刺された傷は赤く腫れて痒みを引き起こしますが、擦ってしまうと傷口が広がってしまうため、擦らず粘着テープなどでペタペタして毒針を取り除きましょう。

流水で傷口を流し、市販の塗り薬などを用いても痒みがひどい場合には、皮膚科で診てもらった方がよいかもしれません。

毛虫:ヤマンギ(クヌギカレハの幼虫)

日本固有の主であり場所によっては「ハブより怖い!」として恐れられているのが、クヌギカレハの幼体であるヤマンギです。ヤマンギの毒性は特に高いことで知られており、刺されれば大の大人でも泣いてしまうほどの激痛が走り、その後は痒みが数週間は続くようです。

質の悪いことにヤマンギはコンクリートでも木の幹でも色が馴染む灰色であり、見た目に似合わず移動速度も意外と早いです。

お散歩やピクニックなど、外でくつろぐ際には特に注意しましょう!

刺されてしまったら!

まずは粘着テープなどで丁寧に毒針を取り除きましょう。市販の薬でも対処可能ですが、痛みがひどい場合には皮膚科を受診しましょう。

 

サソリ:マダラサソリ

沖縄県では宮古島、石垣島、西表島、与那国島に分布しているサソリです。毒性は非常に弱く、体や毒針自体が小さいためにマダラサソリがヒトを攻撃しようとしても、そもそも皮膚を貫けないということもしばしばあります。

刺されてしまったら!

毒性が弱いため僅かな痛みも1時間程度で消え、今まで治療を要した例はありません

(画像引用:Wikipedia-マダラサソリ-)

ムカデ:トビズムカデ

沖縄だけではなく日本全国に分布する、日本最大級のムカデです。民家に住み着く害虫(明言は避けます!)を捕食するために人と遭遇する機会は多く、ヒトに攻撃することもあります。トビズムカデは強い毒をもっており、もし咬まれてしまった場合には激痛がした後に炎症、腫れ、痒みなどの症状が現れます。

酷い場合には潰瘍や壊死が起こり、頭痛、めまい、吐き気、発熱が起こる場合もありますが、致命傷になることはないようです。

咬まれてしまったら!

ムカデの毒は熱に弱いため、43度程度のお湯で10分~20分ほど温めるのが有効なようです。40度以下のぬるいお湯では逆に毒のまわりを促進させてしまう恐れがあるため、やけどに注意しつつも温度が下がりすぎないように調整しましょう。

市販の塗り薬でも効果は期待できますが、病院で診てもらうことをお勧めします。

アフリカマイマイ

もともとは沖縄に存在しなかった外来種であり、雑食であり植物やキノコ(菌類)、コンクリートまで大体何でも食べてしまい、農家さんの悩みの種でもあります。

アフリカマイマイの危険性は「広東住血線虫」という寄生虫を保有している可能性があるという点であり、広東住血線虫がヒトに感染した場合には髄膜脳炎により頭痛や昏睡、麻痺、知覚異常、発熱などを引き起こし、最悪の場合には死に至る場合もあります。

また、治療法は確立されていないため、対処療法を行うほかありません。

予防法!

広東住血線虫は幼体が体内に侵入することによって引き起こされるため、生食や手に触れることは避け、触ってしまった場合には入念に十分手を洗いましょう

さらにアフリカマイマイが歩いた粘液にも広東住血線虫の幼体が付着している可能性があるため、野菜なども入念に洗うことが感染予防につながります。

参考資料:厚生労働省-戸山研究庁舎

ヤマビル

ヤマビルは沖縄に限らず岩手県以南の日本全国に分布しており、大型哺乳類の往来のある湿潤な森林などに生息しています。ヒルの生活圏は食料となる動物の生活圏に依存しており、近年は生息域が増加傾向にあるようです。

ヒルは動物の血を吸うことで有名ですが、吸血の際には蚊と同じように麻痺成分を注入するために痛みは感じにくく、吸血された後は1か月近くもひどい痒みが続くこともあります。

ヒルに咬まれてしまったら!

もしもヒルに咬まれてしまった場合には無理にはがそうとはせず、アルコールや塩・塩水、またはお酢などをかけると効果的に剥がせるようです。また、ライターなど火であぶっても簡単に剥がせるようですが、火傷など二次被害につながる恐れがありますので避けた方がよいかもしれません。

ヒルによる寄生虫の影響や日和見感染(免疫力が低くなった時に発症する病)などの恐れがありますので、念のために医療機関で相談した方が良いでしょう。

(参考:神奈川県公式サイト-ヤマビルにご注意!)

蜘蛛:セアカゴケグモ、ヤエヤマゴケグモ(在来種)

セアカゴケグモは外来種のクモであり、交通網の発達によって日本全国へ広がってしまっています。もともとはオーストラリアが原産地のクモであり、越冬することが可能なため、沖縄県では稀に大量に発見されるケースがあるようです。

ヒトに有害な毒をもっているのはメスの方であり、咬まれた場合は激痛を感じた後、腫れ、発汗、発熱などの症状が起こることもあります。アレルギーを持つ人はアナフィラキシーを引き起こす可能性もあり、咬まれてしまった場合には念のため病院で診てもらいましょう。

セアカゴケグモに咬まれてしまったら

早急に病院に向かいましょう。その後、保健所や市に報告することが望ましいです!

 

参考:那覇市サイト

セグロアシナガバチ (オキナワセグロアシナガバチ)

北海道以外の日本全国に分布する種であり、民家の軒下に巣を作ることもあることからヒトへの被害件数の多さも群を抜いています。毒性も極めて強く、刺されたときの痛さはスズメバチに匹敵するほどといわれており、痛いばかりか場合によってはアナフィラキシーショックにより死の要因となってしまうこともあるようです。

もともと攻撃的な種ではありますが、8~9月ごろは女王バチの活動時期となるため特に攻撃的になるようです。

予防方法

香水やジュースなど甘い香りを抑え、お菓子や食べ物を持ち歩く際にも香りに気を付けましょう。大声を出したり、近寄ったりなどハチを刺激するような行動は控え、ヒラヒラした服装を避けることも予防につながります。

セグロアシナガバチに刺されてしまったら!

刺された場所は冷水で洗い流したのち氷などで冷やし、軟膏を塗ったりする手当が一般的です。過去に1度刺されている場合にはアナフィラキシーシ反応が起きる可能性(刺されてから15分以内)もありますので、速やかに医療機関で診てもらうことをお勧めします。

(参照:福島県磐梯町サイト)

有毒生物には要注意!

今回のコラムでは地方自治体から特に注意喚起が行われている生き物や、致死性の高い生き物などについて解説を行ってまいりました。自治体などから市民に向けて応急処置方法が公開されている生物に関しては、簡潔に応急処置の方法などをご紹介しましたが、やはり有毒と思われる生き物に咬まれてしまった場合には医療機関に相談するか、そのまま診てもらうということが確実だと思います。

旅行に行くにしても、沖縄で生活するにしても、危険生物に留意しつつ毎日”がんじゅー(元気に)“に過ごせていければ最高だと思います!

それでは皆様、また次のコラムにてめんそーれ!

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